■第62回全日本実業柔道団体対抗大会 |
2012年6月2日(土)~3日(日)
◆日本中央競馬会第3位
◆石井竜太選手、男子第1部優秀選手
【2回戦】 旭化成3-1JRA
【1回戦】 JRA4-0ダイコロ
石井竜太選手は1回戦・ダイコロの井原選手に1本で快勝。
2回戦でも旭化成の大鋸新選手に大外狩り1本で快勝。
しかし日本中央競馬会としては準決勝(2回戦)で旭化成3-1JRAで敗退し第3位におわる。
●石井選手は、1回戦のダイコロ戦において「空気投げ」で井原選手に開始40秒、1本勝ち。
空気投げは、幻の技と言われている。石井選手の空気投げ動画を見る>>
■平成24年全日本選抜柔道体重別選手権大会 |
2012年5月12日(土)~13日(日)
◆石井竜太選手第3位
【準決勝】上川大樹○大外刈(0:45)△石井竜太
【1回戦】石井竜太○GS小外刈(GS0:41)△棟田康幸
今大会の初戦は、昨年度の講道館杯決勝と同じく、試合巧者で十分すぎるほど経験値の高い棟田選手との対戦になりました。あわてず落ち着いた試合運びで組み負けず圧力を掛け続けた結果、ゴールデンスコアとなりました。ゴールデンスコア開始直後からは棟田選手のスタミナ切れに乗じ更なる圧力を掛け、一瞬の機を逃さず開始41秒に棟田選手の両足が完全に宙に浮き背中から畳にめり込む程の強烈な小外掛けで1本を奪いました。
この勢いに乗って上川選手との準決勝(2回戦)。
開始直後から完全なる組手勝ちで圧力を掛け続け巧みに攻め追い込んでいきました。上川選手はその圧力に耐えかねて防戦一方で次第に場外へと後ろ後ろにさがり追い込まれて行きました。両者共が組み合って場外際に出るか否か!?のその直後に、まず最初に上川選手が体の力を抜き、続いて石井選手も体の力を抜きました。
その時です。偶然のタイミングで隣の会場の「待て」が、こちらの会場にも響きました。
上川選手はまだ軽くもったままでしたが、石井選手は勘違いしたまま完全に片手を離してしまいました。しかし主審の「待て」ではなく、隣の会場の「待て」ですのでもちろん試合は継続中でありました。石井選手は場外際まで上川選手を追い込んでいたので主審に背を向ける形。上川選手は主審と向かい合う形でした。方向的に試合継続中否可の確認を出来ぬ
石井選手が片手を離して体の力を抜いてしまった一瞬の隙に、たぶん上川選手は継続中の確認が出来た模様で、開始から45秒上川選手、咄嗟の大外刈りが決まり1本負けになってしまいました。
諸条件が色々と重なり不運といえば不運ですが、運も実力の内ですので、やはり負けは負け。結果は粛々と受け止めなければなりません。石井竜太選手の経験不足もありますが、これも上川選手よりも心・技・体(特に心の部分)が劣っていた結果なのでしょう。
しかし、今回の敗戦の悔しさは、次の未来へとドアを開き、世界(次の五輪も含め)へ飛翔するカギになっていくと思います。今回の敗戦で誰よりも悔しい想いをしているのは石井竜太選手本人です。
この敗戦の悔しさをバネに彼は必ずや今後もひたむきに更なる経験と精進・研究を積み重ねて行くでしょう。
可能性の先にあるものを求めて、また1から戦略を組んで心・技・体ともに磨き、弛まぬ努力の先に自己を実現し進化(深化)していってくれるものと、試合後の彼の表情を間近で見て確信いたしました。礼節を重んじ、相手を敬い、己を律し、勝敗を超越した真理を益々追究していってくれる事でしょう。今後もさらに応援してまいります。ありがとうございました。 石井竜太選手ファイト!!
石井竜太選手私設後援会会長 立花克彦
・・・・・・・・《WEB記事》・・・・・・・・
■平成24年全日本柔道選手権大会 |
2012年4月29日(日・祝)
◆石井竜太選手第2位
【決勝】加藤博剛○隅落(1:29)△石井竜太
【準決勝】石井竜太○総合勝(1:32)△鈴木桂治
【準々決勝】石井竜太○大外刈(1:03)△高橋和彦
【3回戦】石井竜太○大外刈(3:44)△加藤博仁
【2回戦】石井竜太○内股(0:14)△中山将男
・・・・・・・・《WEB記事》・・・・・・・・
時事ドットコム jijicom記事抜粋
<石井、持ち味発揮し準優勝=全日本柔道>
破竹の勢いだった石井も、決勝では隅落としで倒され一本負け。「全然納得してない。悔しいです」と唇をかんだ。だが、持ち味は出した。初戦の2回戦で開始わずか14秒に内股で一本勝ちすると、準々決勝では高橋を大外刈りで圧倒。鈴木との準決勝も豪快な内股で技ありを奪い、結果的に相手が負傷した。「今年一番の大会だと思って調整した」という言葉通り、心身ともに気合が充満していた。国際大会では結果を出せなかったため、ロンドン五輪出場の望みはないが「選抜体重別では優勝したい」。24歳のホープが五輪代表候補たちの壁になるかもしれない。
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